老人ホームの施設見学
情報収集した中から有力候補と思われるホームへ直接見学へ行って見ましょう。パンフレット等からは“どんな方が入居しているのか”“どんな人が介護をしているのか”など、ホームの雰囲気の大部分を作っている、“人”までは読み取ることができません。
また、ホームの実情を知るために、アポを入れずに直接訪れる方がいらっしゃいますが、イベントや他の見学者と重なってしまい、対応できるスタッフがいないため、詳しく説明を聞くことができないこともあります。確実にアポをとることで、しっかりとした見学をすることができます。
さらに、可能であれば、入居する本人も一緒に見学することをお勧めします。認知症や重度の身体介護状態であるため、なかなか連れ出すのが難しいということもあるかと思いますが、あくまで入居するのは本人です。ホーム選びに入居する本人がなるべく参加することで、入居後の介護拒否などのトラブルを回避できる可能性があります。
複数のホームを見学すると、たくさんの情報が集まってきます。また、ホームによってその内容がさまざまである点にも気づくことができるでしょう。その違いに気づくことが見学の目的であるといっても過言ではありません。“受け入れてもらえるホームであればどこでもいい”から“というのはやめましょう。
老人ホームを実際に見学する目的は、大きくは2つあります。一つは、事前チェックもとにサービス内容や価格など商品の内容について詳細に確認すること、もう一つは、その老人ホームの雰囲気やスタッフ教育のレベル等サービスの質を感じることです。
入居される方がこれからの豊かな生活を送ることができるかどうか、また、ご家族にとっても安心して任せることができるのか、しっかり準備して見学に望むことが重要です。
契約までに、少なくとも2度見学することが必要です。要介護などご本人の身体レベルが低下している場合は、一緒に多くの老人ホームを回ることは、精神的にも身体的にも大変ですし、また、ご本人と一緒では、聞きにくいような質問や相談もあります。かといって、生活されるご本人が見ていないということでは、入居の不安を大きくさせることになります。
一度目はご家族だけで、いくつかの条件に合った老人ホームを見学し、その中で気に入った老人ホームが見つかれば、ご本人と一緒に、もう一度見学されることをお薦めします。


